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前回、エルパソ動物園（El Paso Zoo）で、動物を見学したところで終わった。
【今日の計画】
エルパソは、そもそも通過のために1泊する予定だった。別の温泉宿に2泊する予定だったが、その予約がうまくいかず、仕方なしにエルパソに3泊する羽目になった。日本離陸前は、エルパソの観光候補として、Plaza Theatre、エルパソ美術館、Wyler Aerial Tramway、エルパソ動物園、シウダー・フアレス（メキシコ）などを調べたが、現地についてみると、それほど魅力的に感じない。日本でも動物園に行かないのに、アメリカで動物園というのもヘンだが、気楽なヒマつぶしなら「まあいいか」ということでエルパソ動物園でも行こう。宿の屋外に、共用温泉（ホットバス）がある。屋外なので、3泊する昼間、それにもチャレンジしよう。
●早朝、宿の朝食。
●午前、宿でのんびり。
●午後、エルパソ動物園。
●夕方、なし。
【今日の天気】
［実際] 曇りで、少し寒い。
【今日の情報】
＊【エルパソ動物園】
サイト El Paso Zoo
●地図
●エルパソ動物園の開園時間
Open daily at 9:30 a.m.
The ticket booth closes at 4:00 p.m.
The Zoo Grounds closes at 5:00 p.m.
Extended Hours on Weekends begin the weekend after Memorial Day through Labor Day Weekend when the ticket booth on Weekends closes at 5:00 p.m. The Zoo closes at 6:00 p.m.
●入園料（Admissions）
Ages 2 & under ………………………….Free
Ages 3 to 12 …………………………….$6.00
Ages 13 to 59 ……………………………$10.00
Active Duty Military and Spouse with ID ………………………….$7.50
Ages 60 & over ………………………….$7.50
Zoological Society Members ……….Free
【地図】
●Ａ．エルパソの宿：ラマダ・エルパソ（Ramada El Paso）
●Ｂ．エルパソ動物園（El Paso Zoo）：Ａ地点から14.3 km、14 分
大きな地図で見る
【今日の実際】
エルパソ動物園（El Paso Zoo）の散策の続きである。
昔の生活様式の展示もある。
羊。
少ない観客。
トイレ。アメリカの典型的なトイレをここでフルにお見せしよう。トイレの標識。
正面入口。左男性、右女性。
男性用に入る。
小用。左が大用。大用の下が空いている。上も空いてる。日本はかつて和式だけだったので、大用の下がふさがれた個室方式である。洋式大用なら、掃除のしやすさ、衛生面、安全性から考えて、空いてる方がベターだと思うが、どうでしょう。
大用。手すりがある。
手洗い。流しの右に石鹸液（黒）。さらに右にペーパータオル。
日本は、石鹸液がないところがソコソコある。そして、洗った手を拭くものがない。海外から見てとてもおかしい。自分のハンカチ？ ふざけんな！ アメリカでは、必ず、ペーパータオルか熱風乾燥機がある。天下の東京大学附属病院のトイレに入ったときも、洗った手を拭くものがない。驚いた。病院のトイレで、衛生保持が最も必要な場所だ。日本人の清潔好き神話、健康志向、ウソでしょう。ノロウイルス防止には手洗いが第一歩でしょう。海外旅行者が1000万人もくるのに。オリンピックも引き受けたのに、トイレは国際標準以下。
トイレに、赤ちゃんのおむつ交換台がある。ここまで男性トイレを紹介してきたのは、これを示したかったこともある。
男性トイレに、赤ちゃんのおむつ交換台。日本のトイレに、あります？ 日本社会は、イクメンとか称して、男性の育児を推奨しているが、設備面で対応しているのでしょうか？ 日本はトイレの設備をもっと充実させるべきです。
灰色オオカミ。
熊。
初めてみた動物。キヌザル，マーモセット（geoffroy’s marmoset）。ブラジルにのみいる哺乳動物。
これも、初めてみた動物。ワタボウシタマリン（cotton-top tamarin。コロンビア北西部にのみいるサル。
パパが子供を小脇に抱え、鳥の見学。
ライオンなど、こんな身近で見られる。
子連れでライオン見学。ガラスの向こうにライオンがいる。
「15：00～15：30のオットセイ」イベント。オットセイの水槽はガラス張りなのだが、ガラスが曇っていて水中のオットセイはほとんど見えない。
水槽の上から見れば見られる。「15：00～15：30のオットセイ」イベントは、餌やりイベントだったが、ここでも説明なし。30係員が来て餌をあげただけ。ショーを見られるように劇場様式の客席が設けられている。しかし、観客は少ない。バラバラときて延べ総人数は10人以下。
デイト。寒そうですが、2人の仲は熱い（期待）。
マーモットが土の上に立って様子をうかがう。
マーモットが土の上に立つのを真似て、透明な筒の中から人間がニューと顔を突き出す。それを写真に撮る。
駐車場がガラガラだったので、当然だけど、園内はガラガラ。日曜日なのにどうしてだろう？ 寒いため？ この休憩スペースもガラガラで、1～2人しかいない。
この動物園にはコイや金魚もアジアの動物として、飼育されていた。
キリン園。
キリンの後ろが高速道路（見えているのは道路標識）。なんという対比だ。都会の動物園。
シマウマ。
鳥
以上全部ではもちろんありません。園内にレストランがある。お土産物やさんもある。乗り物もある。
16：00。閉園時間は17：00だが、園内はさらに閑散としてきたし、疲れたし、大体、見た。もう帰ろう。
エルパソ動物園は都会の小さな動物園だけど、客に見せる工夫が良くできている。小さいと言っても、上野動物園と同じくらい（推定）なので、1日遊ぶのに丁度いい。12：39前に着いて、閉園時間の16：10までいたので、滞在時間は4時間31分である。
自然界では絶滅して、動物園でしか生きていない動物がここにいる。こういう動物を見ると、動物園の存在価値があると感じる。しかし、「絶滅と保護」の問題は理念的にはどうなんだろう。「絶滅する動物は絶滅する方が自然である」という考え方もある。自然淘汰の原則、弱肉強食の原則、が正しい気もする。
一方、人間は動物園に行って、変わった動物を見て、なにが楽しいのだろう？ とも、考えてしまう。自分が楽しんでおいて何を言うか？ そうですね。では、自分は、何を楽しいと思ったのだろう？ 珍しさ動物を見るということは、姿・形・仕草が自分にとって新奇なので、日常と異なる世界に視覚（嗅覚・聴覚も少し）が反応する。動物の色・曲線・模様・動き・鳴き声が「美しい」あるいは「コッケイ」ということだ。
それにしても、東京に住んでいると、日常の野生動物はカラス、クモ、セミなどである。子供の頃、都会でも、野生動物は蟻、ハチ、トンボ、蝶、かえる、スズメ、ツバメなどであり、ハエ、蚊、ゴキブリは嫌われながらも多く見かけ、秋にコオロギ、台所にドブ・ネズミがときどき、そして家庭の犬も猫も、今では完全ペットだが、当時は半分ペット・半分野生だった。ずいぶんと変化したものだ。
今回はここでおしまい。
【本日のまとめ】
- 観光した場所
（１）エルパソ動物園（El Paso Zoo）（テキサス州） - 観光にどのくらい時間がかかるか？
（１）４時間半。 - どういう観光をすれば効率的か？
（１）その日のイベントがウェブにアップされている。あるいは、入園時にくれる。そのイベントを優先する。 - 観光のクチコミ。
評価基準・・・＜ ＞はおススメ度の５段階：５は是非、４はなるべく、３は普通に良い、２は時間があまったときに期待しないで、１はやめた方が良い。
（１）動物園なので、エルパソでなければ見られないという地域性はない。日本で見てもゾウはゾウ。日本と異なるのは、アメリカの仕組みやアメリカ人の行動。＜５段階の３＞ - トラブル体験：なし。
- 走行距離：22マイル(35 km)
- 経費(宿泊費、食費は除く)、２人分：
＊入園料（シニア） 15ドル
ご覧くださって、ありがとうございました。
本日が幸せに満ちた１日でありますよう
今日も笑顔で！