【58】米国温泉2・エッセンス・オブ・トランキィリティ(Essence of Tranquility):サフォード(Safford)(アリゾナ州):2013年11月28日(木)、11日目(2)


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前回、州間高速道路10号線東、テキサス・キャニオン・レストエリア(Texas Canyon Rest Area)で休憩しランチを食べたところで終わった。

【今日の計画】
ツーソン(Tucson)(アリゾナ州)の宿:バーシティ ・クラブス・オブ・アメリカ(Varsity Clubs of America)をチェックアウトし、サフォード(Safford)(アリゾナ州)の宿:エッセンス・オブ・トランキィリティ(Essence of Tranquility)に2泊する。A地点から 197 km、1 時間 。

●早朝、無行動。
●午前、移動。
●午後、サフォード(Safford)(アリゾナ州)の宿:エッセンス・オブ・トランキィリティ(Essence of Tranquility)に早めについて、宿の温泉に浸る。
●夕方、なし。

【今日の天気】
[予報]
ツーソン 晴時々曇 最高: 21°C 最低: 9°C
サフォード 晴時々曇 最高: 18°C  最低: 3°C

[実際]
快晴。

【今日の情報】

【地図】
●走行ルート
A.ツーソン(Tucson)(アリゾナ州)の宿:バーシティ ・クラブス・オブ・アメリカ(Varsity Clubs of America)
B.チリカワ国定公園(Chiricahua National Monument)、休園日なので行かない
C.サフォード(Safford)(アリゾナ州)の宿:エッセンス・オブ・トランキィリティ(Essence of Tranquility)2泊:A地点から 197 km、1 時間 54 分

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【今日の実際】

13:10.州間高速道路10号線東、テキサス・キャニオン・レストエリア(Texas Canyon Rest Area)を出発。

州間高速道路10号線東(I-10E)を再度走る。
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10号線東はとても走りやすい。時速、100㎞は楽々です。他の車が見えませんね。
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沿道の左右は草原ですが、牛や羊など動物が見えません。この広大な草原は有効に使われているのでしょうか?
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道路に車にひかれた動物(鹿など)の死骸は、ここでは、見ませんでした。オーストラリアのタスマニア州をドライブしたときはゴロゴロ死んでいましたけど。
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13:35。州間高速道路10号線東(I-10E)の出口352で、10号線東から191号線北に行く。サフォード(Safford)に向かう。
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道路標識は見やすい。といっても、マサケイは、ナビ(ガーミン)任せです。
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191号線北は、10号線東に比べるとさらに、車がいない。対向車もこない。
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191号線北は平原の中をドンドン行く。まっすぐな部分もある。
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平原の中に送電線。
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送電線の電線はどこからどこまでつながっているんだろう。
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191号線北は、「車がいない、対向車もこない」と書いたが、車がいないときに撮っているわけではありません。
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サフォード(Safford)という街の手前、カクタス通り(Cactus road)に左折してすぐ、レバノン・ループ(Lebanon Loop)通りに右折すると今日の目的地がある。しかし、このご時世、「レバノン」なんて通りの名称で、アメリカでは住みにくいのではないだろうか?

レバノンは、中東の国で、シリアの隣、アラブ人が95%、アラビア語が主要言語で、シリアとは伝統的に緊密な関係にある。

このあたり、レバノンから来た人が多いの?

14時13分。温泉宿・「エッセンス・オブ・トランキィリティ(Essence of Tranquility)」に着いた。ここに2泊する。

道路(レバノン・ループ通り)脇に標識がある。
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共同トイレ、共同炊事場(キッチン)という田舎の素朴なキャンプ的温泉宿の入口正門にふさわしい面構えだ。とはいえ、「温泉」とも「宿」とも書いていない。内容を知らないと、この正門を見ても何の目的の建物かわからない。これが、アメリカの文化だ。というか、世界はすべて、「知っている人しか、知ることはできない」。
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ここがオフィスのようだ。吊るしてある鐘を鳴らしても、係員は出てこない。
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上の写真の派手なTシャツの下に、「木曜は12時で閉館」と書いてある。そして、今日は木曜日。だいじょうぶだろうか?
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「木曜は12時で閉館」でもいいけど、マサケイは今日から2泊予約してある。部屋番号も決めてある。18号室だ。

やり取りのメールを添付しよう。2か月半前の9月初旬eotranquil@yahoo.com に「11月28日から2泊」の宿泊可能性を問い合わせたら、すぐに以下の返事がきた。アンダーラインは筆者が加えた。

ーーー2913年9月4日にClarisse Drakeからのメール
hello
thank you for your interest in coming to stay. the date for your stay is fine, there are available units. all rooms are non smoking, prices range from $50.00 – $70.00 depending on which unit you choose. options are shown on web site. you are aware this is a camping environment? while the rooms are nice and have beds, linens, microwave, mini fridge and coffee makers they do not have restrooms, there are shared ones on the property. the price also includes use of the communal kitchen and living room and use of the mineral waters. when you decide which unit you would like to stay in let me know and I will get your reservation put in. yes credit cards are accepted except for American express.
looking forward to hearing from you soon.

Clarisse
ーーーー2913年9月4日にClarisse Drakeにすぐ以下の返事をした
We would like to stay in casita #18.
Date of Check In: Nov.28, 2013
Date of Check Out: Nov.30, 2013
Stay the Night: 2 nights
ーーーー
だから、当然、今日から2泊(「11月28日から2泊」)、18号室に泊まれずハズだ。ところが、係員というかオーナーというかマネージーのクラリス・ドレイクさんがいない。12時でオフィスは閉鎖と表示されている。コマッタ。

アジアの坊さん(茶色の僧衣をまとっている男性)が2人、帰るところだ。オフィスがどこにあるかを聞くが1人目は英語が通じない。2人目は着衣からして高僧の雰囲気で、この人の英語は流暢だった。しかし、係員がどこにいるか不明だった。

どこかにメモとか鍵を預かった人がいるだろう。といわけで、下の看板の右の門から中に入った。
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温泉浴槽の敷地を通過して、宿泊棟の敷地の方に行く。10人ほどの若い男女がいた。鍵を預かった人がマサケイを見つけるだろうから、ドンドン行ってみる。
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誰も話しかけてこない。ヘンだ。
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オフィスに戻り、もう一度、入り口の鐘を鳴らすが出てこない。ここ以外にもオフィスがあるのかもしれない。丁度その時、ここについて、車から降りてきた、アジア人女性(20代)が話しかけてきた。台湾人だと言う。旦那さんは白人。20代台湾女性は、何度もこの温泉にきているという。英語はうまい。旦那さんが、別のオフィスを教えてくれた。しかし、そのオフィスも閉まっていた。コマッタ。

18号室。
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18号室に、20代の白人若奥さんが赤いビキニスタイルで入ったので、ドアをノックすると、赤ちゃんを小脇に抱え、赤いビキニのまま出てきた。

「私たちは今晩この部屋を予約したつもりできたのですが、あなたは、今晩、この部屋に泊まる予定ですか?」と尋ねた。すると、赤ビキニは、「今晩、ここに泊まる予定です。貴方たちが泊まるなら、どうしましょう」との返事だ。それで、理解した。クラリスは、私たちの予約を入れなかったのだ。赤ビキニが泊まることになっていて、係員は今日はもう来ない。クラリスの間違いだが、文句を言ったところで、ココには泊まれない。あきらめよう。別の宿を探そう。しょうがない。こんなこともあるだろう。人間だもの。

18号棟の右の赤いのはテントです。ここには、キャンプ・サイトもある。
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それで、勝手に個室露天風呂に入ることにした。トラブルの慰謝料として、お金を払わないことにした。パンフレットによれば、1人1時間5ドルである(左側欄、6行目あたり)。
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こちらがパンフレットの表。3つ折りパンフレットを伸ばしてので、そのつもりでご覧ください。
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温泉は、しかし、とても快適であった。おススメである。評価5の5。

この浴槽は約8人入れる水着着衣の混浴の共用浴槽である。ドアがない露天風呂。人がいないとサイズがわかりにく。中心的な共用浴槽である。赤ビキニはここに入っていたが、マサケイは水着は脱ぎたいので、ここには入らなかった。
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手前にマッサージ台(ベンチ?)がある。
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共用混浴漕の手前に、個室浴槽の敷地がある。右側の長屋に3つの個室浴槽が並んでいる。個室浴槽は、ドア(壁も)があり、内側から鍵がかかる。
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3つの浴槽の内の1つ。
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3つの浴槽の内の上とは別の1つ。
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上の浴槽に内側から鍵をかけ、勝手に利用させていただいた。お湯は透明でキレイ。硫黄などのニオイはない。真中は水深が深い。立って浸る部分で、子供はおぼれる。ふちは浅い。温度は「ぬるめの燗がいい」、ので長湯向き。個室内にシャワーはない。
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温泉から出て、もう一度,・エッセンス・オブ・トランキィリティ(Essence of Tranquility)全体を探索する。

道路から宿泊棟の敷地に入るところ。「ここから先はキャンプ客のみ」と書いてある。キャンプ・サイトもある。
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宿泊棟の敷地でのんびりしている人たち。
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「今日の温泉は満室」という掛札もあった。要するに、係員がいないので、そうかけてあるだけで、事情を知っている20代台湾女性+白人旦那は温泉を利用していた。
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宿泊棟の敷地から見る温泉浴槽側敷地のフェンス。
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レバノン・ループ通りからエッセンス・オブ・トランキィリティ(Essence of Tranquility)の入口を見る。
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エッセンス・オブ・トランキィリティ(Essence of Tranquility)の入口
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15:22。エッセンス・オブ・トランキィリティ(Essence of Tranquility)を出発する。14時13分にここに到着したから、1時間9分滞在したことになる。

マサケイが出発する時、丁度、20代台湾女性+白人旦那も帰るところだった。20代台湾女性が、「温泉楽しみました?」と聞くから、「ハイ」と答えた。続けて、「入浴料を払いました?」と聞く。係員がいないときは、自分で払う箱があるのはわかっている。それを教えてくれようとしたのだろうが、「今回は払わない!」と答えると、若干、微妙な顔つきをした。

今夜は、近くの街・サフォードで泊ることにした。どこでもいいけど、目についたコンフォート・イン(Comfort Inn)に入る。受付で、2泊の空きがあるかと聞くと、とっても嬉しそうに、「ある」と答えた。ただ、泊まると決める前に「部屋を見せて」というと、拒否された。今は「部屋を見てから決める」時代ではないんですね。明治は遠くなりにけり。

今回はここでおしまい。

【本日のまとめ】

  1. 観光した場所
    アリゾナ州の各場所
    (1)テキサス・キャニオン・レストエリア(Texas Canyon Rest Area)
    (2)エッセンス・オブ・トランキィリティ(Essence of Tranquility)
  2. 観光にどのくらい時間がかかるか?
    (1)10分。
    (2)70分。
  3. どういう観光をすれば効率的か?
    レンタカーがなければ、今回のような観光はできないので、レンタカーがおススメ。
    (1)
    (2)
  4. 観光のクチコミ。
    評価基準・・・< >はおススメ度の5段階:5は是非、4はなるべく、3は普通に良い、2は時間があまったときに期待しないで、1はやめた方が良い。
    (1)通過地点。観光目的地ではない。州間高速道路10号線東の休憩場所。<5段階の2>
    (2)温泉。田舎の素朴な露天風呂。建物はバラック。個室は鍵がかかる。共通は水着で混浴。客は若い(20~30代)男女が多かった。ファンシーさ豪華さとは無縁なので、好みによるが、野趣に富んだのが好きなら、おススメ。何事も経験。<5段階の5>
  5. トラブル体験:(2)に宿泊予約したのに、予約されておらず、係員も不在だった。大きな祝日(感謝祭の)に行動するのは、気を付けた方が良い。
  6. 走行距離:136マイル(219 km)
  7. 経費(宿泊費、食費は除く)、2人分:

ご覧くださって、ありがとうございました。

本日が幸せに満ちた1日でありますよう
今日も笑顔で!


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