【39】米国温泉1:エルドラド温泉(El Dorado Hot Springs)(アリゾナ州) :2013年11月25日(月)、8日目(2)


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前回、ブライス(Blythe)の宿に忘れ物をしたので、戻ったが、無駄足に終わった。カサ・ブランカ温泉(Casa Blanca Hot Spring)(Indian School Rd, Tonopah, AZ 85354)のあるトノパー(Tonopah)近くまで来たところで終わった。

【今日の計画】
ブライス(Blythe)からツーソン(Tucson)へ移動。途中、カサ・ブランカ温泉(Casa Blanca Hot Spring)に入る。そして、カサ・グランデ遺跡国定公園(Casa Grande Ruins National Monument)を見て、今日の宿泊地であるツーソン(Tucson)(アリゾナ州)の宿・バーシティ ・クラブス・オブ・アメリカ(Varsity Clubs of America)までドライブする。

●早朝、無行動。
●午前、カサ・ブランカ温泉(Casa Blanca Hot Spring)に入る
●午後、カサ・グランデ遺跡国定公園(Casa Grande Ruins National Monument)の観光。
●夕方、ツーソン(Tucson)(アリゾナ州)の宿・バーシティ ・クラブス・オブ・アメリカ(Varsity Clubs of America)に宿泊。

【地図】
●走行ルート
A.ブライス(Blythe)
B.カサ・ブランカ温泉(Casa Blanca Hot Spring):A地点から 148 km – 約 1 時間 23 分
C.カサ・グランデ遺跡国定公園(Casa Grande Ruins National Monument):B地点から 183 km – 約 1 時間 53 分
D.ツーソン(Tucson)(アリゾナ州)の宿:バーシティ ・クラブス・オブ・アメリカ(Varsity Clubs of America)3泊 :C地点から 113 km – 約 1 時間 12 分

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【今日の天気】
1日快晴。

【今日の情報】
【カサ・ブランカ温泉(Casa Blanca Hot Spring)】
ここに1時間温泉に浸る予定だけど、入れてくれるのか? 料金は書いてない。「Keep out」(立入禁止)という標識があるという記事もある。

●「Casa Blanca Hot SpringはBillとCamillaの私有地です。コマーシャルの温泉浴場ではありませんので立ち入りは出来ません。旅の紹介ということで書きました」(出典:200612 Photo Life★アメリカ写真生活)
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クチコミ
2013/10/19に投稿
I visited and stayed at Casa Blanca 2 times last winter.
It is exactly what they tell you it is. Not a business, but a place they share with visitors. The water is wonderfull, no one bothers you, and it is very quiet. If you want solitude, they have a beautiful retreat cabin. Clothing optional, yes, so if nudity bothers you….

reachwithinproductions
2008年
キャプチャ

●CasaBlancaHotSpring, Owner
17 March 2013
Hello Everyone,
We’d like to thank this reviewer for posting the facts about our simple home, which is not a place of business, but where we welcome a few like minded people who seek peace and quiet, piping hot natural spring water, and no tan lines. We are a non smoking location and are totally separate from El Dorado Hot Spring which we founded and built in 1995 and sold in 2005.
Please lobby Trip Advisor to create a Hot Spring category so we can be properly listed. We are not a hotel; we have one private room, a furnished rental home, and a Spiritual Retreat Cabin, all rentable by the week, as well as some RV spaces.
Naturally, Camilla & Bill VanPenn
Casa Blanca Hot Spring Tonopah, Arizona

【今日の実際】

州間高速道路(インターステート・ハイウェイ、Interstate Highway)のI-10E(10号線東)を、カサ・ブランカ温泉(Casa Blanca Hot Spring)(Indian School Rd, Tonopah, AZ 85354)のあるトノパー(Tonopah)までドンドン走った。

12:30頃。トノパー(Tonopah)で州間高速道路の10号線東をおりた。どう見ても田舎である。すぐ、大きなメキシコレストランがある。それ以外、なにもない。街がまだ形成されていない。

最初に計画したようにカサ・ブランカ温泉(Casa Blanca Hot Spring)の方が、ずっと評判が良い。ここに入りたいが、あるウェブでは、ここは個人の施設で、公開営業していないと書いてある。とは言え、数人が、カサ・ブランカ温泉に入った記事を書いている。それで、カサ・ブランカ温泉に入れるだろうと期待してきたのだ。しかし、数回、往復したが、カサ・ブランカ温泉はなく、あったと思われる場所はは空き地だった。コマッタ。隣にエルドラド温泉(El Dorado Hot Springs)がある。

ウェブでは、しかし、隣のエルドラド温泉(El Dorado Hot Springs)には「入るな」とある。エルドラド温泉(El Dorado Hot Springs)は、ウェブでは、かなり評判が悪い。

エルドラド温泉(El Dorado Hot Springs)の看板。
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道路から、エルドラド温泉(El Dorado Hot Springs)に入る入口。
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別の入口。
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エルドラド温泉の前の道路を横切り、エルドラド温泉(El Dorado Hot Springs)の入口と道路を撮る。そう、ここは何もない。
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上記の地点で左側の道路を撮る。こちらも、何もない。画面右:車がエルドラド温泉(El Dorado Hot Springs)からでてきたところ。
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エルドラド温泉内の敷地に入り、車を停め、エルドラド温泉の塀の入口周辺でウロウロした。まだ、迷っている。
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エルドラド温泉の塀の入口。
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塀の入口を行ったり来たりしたので、オーナーおじさん(白人)がでてきた。後でわかるのだが、塀の入口を出入りするとセンサーが感知してオフィスで音が鳴る仕組みだった。オーナーおじさん(白人)なんか言う。ウェブで悪い評判があるほど人柄は悪くはなさそうだ。下は、オフィスの前で撮らせてもらった。良い顔している。後で思うに、どちらかと言うと、人柄は良い方だ。
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この時点では、マサケイは、まだ迷っていた。中を見せてくれると言うので、見る。ワイルドで、なかなか良さそうだ。後でわかるが、この浴槽名は「The Corral」である。
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ここがシャワーコーナーで、ワイルドである。
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アジア系のおばさん(オーナー夫人。中国人? 顔はそう見える)が来て、説明しはじめた。湯船の水温がぬるいという。マサケイも手を入れたが少しぬるい。オーナーおじさん(白人)に直すように命令していた。マサケイは、ここに入るの「やめよう」と言う。

しかし、もう少し様子をみよう。オーナー夫妻の後について入口から奥に入る道をすすむ。
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事務所があるが、オープンだ。屋根はあるが壁がない。もちろんドアもない。敷地はかなり広い。右後ろのトレーラーハウスがオーナーの住居のようだ。敷地全体の雰囲気は、ヒッピー村でもあり、キャンプサイトのようでもある。
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事務所は「Office」と書いた看板があるが、ネコがド~ンといた。石や香料などのお土産を売っている。右の人はオーナーおじさん(白人)である。
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オーナーおじさん(白人)が戻ってきた。最初に見せてくれた浴槽「The Corral」はぬるいが、機械が壊れていてこれ以上温かくならない、とアジア系おばさんが言う。すすめられない。

2つ目の眺めのいい「サンセット(夕陽浴槽、Sunset)」は今利用中だから、15分ほど待てと言われた。個人露天風呂は1人1時間10ドルである。すると、オーナーおじさん(白人)が、1人1時間8ドルの共通の浴槽はどうだという。他人同士でも裸体混浴だという。即座に、オーナーおばさん(アジア系)は,、この人たちにはそれをススメられない。「ダメ」と却下した。こういうやり取りをしているうちに、マサケイも「入ろうか」と思うようになった。昼飯でも食べながら考えようかと、車から食品をもってきた。赤いテーブルの上が食品です。
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13:10頃。まだ食品を広げないうちに、むこうの方から一台の車がでて行った。オーナーおばさん(アジア系)が、「サンセット(夕陽浴槽、Sunset)」が開いたから見に行こうという。マサケイも一緒に行くと、浴槽と環境は悪くない。入ることにした。「入る」と伝えるとオーナーおばさん(アジア系)は、1人1時間10ドルと3回言った。3回も言わなくても「わかります。今、払うから」と心の中で返事して、オーナーおじさん(白人)に2人で20ドルを払った。領収書をください、と言うと、手書きの立派な領収書を書いてくれた。
131125 領収書:エルドラド温泉

要するにお金を払えばハッキリと客だが、そうでなければ「ひやかし」である。マサケイは気にならないが、「お金」を気にする物の言い方が、アメリカ人の評判を落としているのだろう。食品を抱えて、「サンセット(夕陽浴槽、Sunset)」に向かう。14:20までの1時間利用である。

ここが、「サンセット(夕陽浴槽、Sunset)」の全体の外観である。この囲いの向こう側が全部、「サンセット(夕陽浴槽、Sunset)」である。
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「サンセット(夕陽浴槽、Sunset)」の入口。入口には、鍵がないどころか、ドアがない。なんの障害物もなく、スーッと入れる。「私有地、入るな(PRIVATE AREA  Do not enter)」と赤字で書いてあるけど、スーッと入れる。
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障害物もなく、スーッと入れるが、目隠しはある。ここを入ってきた。
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左側の入口から入ってきた露天風呂領域である。。オープンでワイルドな露天風呂だ。画面の正面にある大きな木の下に浴槽がある。
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どうです。よさそうでしょう。浴槽の上は、黒いネットが張ってある。枯葉よけ、陽よけのようです。
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サンデッキもある。ここで裸体で寝そべればヌーディストクラブですね。ただ、昨日の雨でぬれていて、寝そべるのは無理だ。かまどがあるので、夜は火を焚くのでしょうか? 飯盒炊飯ができそうです。撃った鹿の丸焼きでしょうか?
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さあて入りますか。
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服を脱いで、そこらへんに適当に置いて入る。

この浴槽につかっていると、陽が照りまぶしいほどだ。見える前面は、オープンで、なんとも無防備だ。とても気持ち良い。
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お湯は透明できれいである。日本の温泉に比べぬるいが、長時間浸るにはこの温度の方が良い。硫黄の臭いはしない。コンコンと浴槽に流れ込み、そして、流れ去る。
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この浴槽につかって見える前面は、土と雑草である。なんとも無防備だ。
左側面の景色。
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左側・中央の景色。
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中央の景色。
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中央・右側の景色。
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右側の景色。
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さらに右側の景色(再掲)。
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結局、14:20までの1時間、「サンセット(夕陽浴槽、Sunset)」に入った。最後の20分ほどは、持ってきた食べ物で昼食をとった。

エルドラド温泉(El Dorado Hot Springs)(アリゾナ州) の、感想は、スバラシイ。「最高」である。ワイルドである。入り口になにもドアがない。従って鍵もない。

以下の文章をトリップアドバイバーに投稿した。

[ワイルドで、解放感あふれる露天風呂](ワイルドで、解放感あふれる露天風呂 – El Dorado Hot Springsの口コミ 【トリップアドバイザー】#UR192618192
カサ・ブランカ温泉(Casa Blanca Hot Spring)の評判が良いので、温泉につかろうと、州間高速道路の10号線をトノパー(Tonopah)で降りた。この街は、とても閑散とした田舎街である。なにもない。街がまだ形成されていない。カサ・ブランカ温泉は、残念ながら、訪問時、もう跡形もなかった。隣にあるというエルドラド温泉(El Dorado Hot Springs)は、このサイトの評判が悪いので、どうしようかと思ったが、ヤメルなら、10号線に戻るしかない。温泉の浴槽を見せてもらってから決めることにした。オーナーおじさん(白人)、おばさん(アジア系)の対応も、日本人には、不愉快と言うより、マー、「ざっくばらん」でむしろ「良い」印象を受けた。それに多少の不愉快も、経験の内と思って、利用させていただいた。結果、不愉快なことはなに1つなかった。エルドラド温泉は、スバラシイ。「最高」である。お湯はキレイで、少しぬるい(長湯向き)。静かで、目の前に野原の景色が広がり、太陽に照らされて露天風呂に入るのはスバラシイ。ドアがないので、突然誰かが入ってくる可能性もワイルドで解放感が高い。ロッカーも更衣室(スペース)もないが、目の前に荷物を置いておけば不安はない。とてもワイルドで、とてもおススメです。1人1時間10ドル。

以下は帰る時もらった三つ折りパンフレット(表裏)を広げて示す。サイト(El Dorado Hot Springs
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パンフレットでは見にくいが、マサケイが利用した「サンセット(夕陽浴槽、Sunset)」は左側上の右の浴槽だ。
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今回はここでおしまい。
ご覧くださって、ありがとうございました。

本日が幸せに満ちた1日でありますよう
今日も笑顔で!


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